
先日、突然赤ちゃんが激しく泣いたので、もしかして病気!?と思って小児救急電話相談へ電話した際の体験談です。
結局、病気ではなかったのですが、赤ちゃんの原因不明の激しい泣きの恐ろしさと小児救急電話相談の心強さが身にしみた体験となりました。
目次
小児救急電話相談とは
赤ちゃんの急な病気に対して、緊急かどうかを判断してくれる相談窓口です。
#8000の番号に電話して利用します。
私も予防接種の開始で初めて知りました。
小児救急電話相談に至るまで:赤ちゃんが急に激しく泣きだした!
赤ちゃんが激しく泣いたのは、お風呂に入って軽く授乳してから話しかけをしてまったりしていた最中。
何の前触れもなく、急に激しく泣き出しました。
オムツを変えても泣き止まない。授乳は受け付けない。あやしても泣き止まない。
まさに八方塞がりの状態。
こんなことは初めてだったので、次第に病気ではないかと不安が募っていきました。
というのも、2週間前に予防接種をしており、看護師さんの「赤ちゃんの様子がいつもと違う場合は連絡ください。」「(ロタワクチンの副作用の)腸重積は激しく泣くのと泣き止むのを繰り返します。」という説明が印象に残りすぎていたのです。

泣き続ける赤ちゃんをあやしながら、病気ではないかと葛藤すること2時間。
因みに、赤ちゃんには発熱も嘔吐も何にもありません。ただ激しく泣いて暴れるのみ。
しかし、やらない後悔よりやる後悔!
小児救急電話相談へ電話する事を決意します。
小児救急電話相談の流れ
小児救急電話相談の流れは以下でした。
- 電話する
- 全国窓口に繋がる
- 市区町村、子供の年齢、性別、自分の名前を聞かれる
- 全国窓口から、担当者窓口に繋げてもらう
- 子供の症状を聞かれる
- しばらくの保留
- 緊急性の有無の回答
※1〜3は#8000が全国共通の窓口のため、電話交換窓口でした。
全国窓口から担当者窓口へ電話交換
小児救急電話相談へ電話をかけると、即座に繋がりました。
ここでオペレーターさんに「担当者に繋ぎます」とのことで、市区町村と子供の年齢、性別を聞かれます。
また、差し支えなければ名前を教えてくださいとも言われました。
担当者窓口へ繋ぐ際も、すぐに繋いでいただきました。
担当者窓口にて症状の説明と質問
繋いでもらった先では、担当者さんに「どうされましたか」と聞かれるので症状を伝えます。
状況を伝えたのち、説明不足情報については担当者さんの方から促してもらえます。
私の場合は以下の感じでした。
説明したこと
- 子供が急に激しく泣きだした。
- 泣いたり、泣き止んだりを繰り返す。
- 今までこんな事はなかった。
質問されたこと
- うんちは出ていますか?
- 母乳ですかミルクですか?
- ミルクは飲みますか?
- その他いつもと変わった様子はありますか?例えば発熱や湿疹など。
- 耳を触る様子はありますか?
一気に質問されたわけではなく、一問一答形式で優しく質問してもらえます。
また、文章は要約していますが、赤ちゃんの様子の説明はかなりぐだぐだな説明(「~っぽい様な」、「~な感じ」といった曖昧発言)になってしまいましたが、ちゃんと聞いてもらえました。
緊急性の回答
ひと通りの質問のやりとりを終えると「しばらくお待ちください」との保留があった後に、考えられる事と緊急かどうかの回答をしてもらえました。
気になった事なども聞くと丁寧に優しく教えてくださるので、とても安心しました。

※緊急性の判断なので、病気ではないといった判断ではなく、明日朝まで様子を見て必要そうであれば病院へとの回答をいただくことになります。
原因不明:赤ちゃんの激し泣きのその後
結局、赤ちゃんが激しく泣いている原因が分からず、小児救急電話相談後にひたすらあやすこと2時間。
疲れたのか、赤ちゃんは眠りに落ちました。
因みに、この日以外は泣くこともなく、未だに原因は謎です。
まとめ:小児救急電話相談を利用した感想
文章にすると、ただ赤ちゃんが泣いただけで小児救急電話相談に電話してしまって申し訳ないな、恥ずかしいな。と思わなくもないですが、急な病気ではないことを確認できて非常にありがたかったです。
赤ちゃんのことは普段一緒にいる親が一番分かると言われますが、正直わかりません。
実は、電話口で最初に「新米なので、病気じゃないかもしれなくて、わからなくて…。」と、ぐだぐだ保険を打ってから話しだしたのですが、そんな私を説教することもなく、笑うこともなく、親身に状況を聞いていただいた窓口の方にただひたすら感謝です。